2013年07月

涙で濡れた部屋にノックの音が転がった

・・・実はこの前にちびっと恥ずかしい内容の記事を書いてしまった。

ロマンチックな事が大好きで思わず書いたんだけど、あまりにも痛すぎるので焼却した。

一応忘備録的に書いておく。

『特定の人間に向けてのメッセージはブログに書くな。調子に乗るな。恥ずかしいぞ』と。

はてさて

掃除してたら、『BUMP OF CHIKIN』の音源が出てきた。

懐かしいので聞いていたら、うんうん、こいつらの初期の曲は何だかんだで良い曲してる。

大嫌いだけど。

当時、『天体観測』が売れバンプが知名度を上げていた時代。周りの今で言う“リア充”さんがバンプ大好きとそこかしろで語っていた。

当時から筋少好きだったオレは、「バンプ?そんな事より犬神サーカス団でしょ。」と地獄の子守歌を聞いていた。

そんなオレにバンプの良さを教えてくれたのは、今もうお亡くなりなってしまったK吾君だった。

彼とカラオケに行った時に、彼が選曲した『K』を聞いて、恥ずかしながら泣いてしまった。K吾君の尊厳を守るために言っておくが、くれぐれも彼の歌が下手すぎて涙を流したわけではない。とっても良い歌詞がすさまじい歌によってかき消されたことに涙したのだ。

それからバンプ音源を集めることになるのだが、やっぱり絶えずマイノリティーでいたい僕はバンプが好きだった人間を馬鹿にし続けてきた。

そして・・・今思う。

あの当時、バンプを好きだった人間は果たして本当に馬鹿だったのかと。

まぁ、流行ってるからとりあえず好きと公言してた奴は除けるとして、『天体観測』『ラフメイカー』『アルエ』『グングニル』辺りを理解できる人間とならもうちょっと話してみてもよかったんじゃないのかなぁ~と。思ったり思わなかったり。

少なくともだ、流行り廃りはあれど、あの当時バンプを好きだったリア充さんは、多分人が殺されている光景を中継したり、それをみて「やったれ、やったれ」とは言わなかったと思う。

歌詞の中で、“世界が何十回も滅んだり”、“カニバったり”、“自らのペニスを切り落として母親の子宮にねじ込んだり”しているアーティストの曲を聞いている人間も、多分人を殺さない。

どちらにしろ、痛みがわかるからわかる歌詞なんだ。

広島の事件の関係者がどんな曲を聞いていたか知らないし、聴いていた曲が原因なんて頭の悪いマスゴミやPTAみたいな事を言うつもりもない。

ただ、それでも間違いなく言える事は、妄想力の欠如と痛みを知らない人間がたくさん湧いている哀しい現実。

頭の良い、悪いはおいておこう。曲の好き嫌いもおいておこう。

バカでもわかり、難しくもなんともなく、明治の文豪のパクリである『K』を聞かせて「良い曲だ~」と言う人間と斜に構えて否定する人間は多分人は殺せない。

そんな人間とは付き合ってもよかったのかもしれない。過ぎた後悔。
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